A Complete Unknown

話題の映画「名もなき者」を観ました。何より主演のティモシー・シャラメ演じるボブ・ディランが凄まじかった。5年かけて役作りに勤しんだそうですが、あの歌声やギター、そして話し方などまさにディランそのものでした。アコースティックからエレキに変わった時は、世間のバックラッシュが凄かったとは聞いていましたが、その辺りも丁寧に描かれてましたね。ディランがウディ・ガスリーに憧れていたことなど、私が知らないことも色々と分かってとても興味深かった。その辺のバックグランドが無くても、純粋に青春映画としても優れた映画だなと感じる作品でした。ということで、我が家のレコードプレーヤーには「追憶のハイウェイ」が今日も鎮座しています(笑)。